以前、Android、iPhone両プラットフォーム用のアプリケーション開発において、Javascriptコード一本で開発できるTitaniumを開発環境として選択しました。そのアプリケーションが2Dゲームだったこともあり、Titanium上で使える2Dゲームエンジンモジュール「quicktigame2d」を使っていました。
この環境でしばらくはうまく進んでいたのですが、パーティクルを実装する段階でquicktigame2dではAndroidのみ非対応、ということに気がつきました。
元々Widowsでパーティクルを自前で実装したこともあるので要領は分かるのですが、やっぱり有りものを使う方がいいということで、
- quicktigame2dの後継、LanicaのPlatinoのリリースを待つ
- やっぱりUnityにする
のどちらかに。
とはいえ、Platinoがいつになるのかさっぱりわからないので、Unityで始めてみることにしました。
ということで、まずは
Unity4入門 最新開発環境による簡単3Dゲーム製作
を読んで大枠を理解しました。非常に分かりやすく、これからのUnityでの開発モチベーションを上げてくれた良書です。
理解したことを踏まえつつ、まずは、プロジェクト作成から。
[File]->[New Project...]
でプロジェクト名を決めてプロジェクトを作成します。
Projectビューで「Scene」という名前のフォルダを作成し、[File]->[Save Scene as...]で現在のシーンを保存します。ひとまずゲームに必ずあるタイトル画面のシーンを想定し、「Title」と名付け、先ほど作成した「Scene」の下へ保存します。
すると、Projectビュー上では
こんな感じに見えていると思います。
次にUnityで2Dゲームを開発するためのフレームワークとして、フリーで便利なプラグインがありますので、その準備をします。「Orthello」と「iTween」です。Unityはそもそも3Dが得意なエンジンで、2Dは工夫しないと描画が重くなるそうです。そこで、これらのプラグインを利用し、その工夫を実装する労力を省こうということです。
プロジェクトで使えるようにこれらプラグインをプロジェクトへインポートします。
まず、
UnityのAsset Storeへ。
ストアの検索機能などを使って、「Orthello」と「iTween」を探してください。
見つけたらDownloadクリックすると、Windowが開き、インポートするか聞いてくるのでそのままimportします。
「iTween」も同様にインポートし、
こんな感じになればプラグインのインポートは完了です。
次は各種設定に入っていきます。