VHS(またはVHS-C)からBD(またはDVD)作成【7】〜書き込み(PowerDirector編)〜

PowerDirectoryでのフォルダ作成の方法を説明します。

  1. ディスク作成タブを選択し、「〜で書き込み」をクリックする。
    PowerDirector書き込み入口
  2. 「フォルダーの作成」にチェックを入れ、「フォルダーディレクトリー」にフォルダの作成先を指定し、「書き込み開始」をクリックする。
    PowerDirector書き込み開始

これで、PowerProducer編と同様に、
指定したフォルダに
BDの場合は、「BDMV」と「CERTIFICATE」
DVDの場合は、「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」
が作成されます。

後は、PowerProducer編と同様に、メディアに書き込むだけです。

お疲れさまでした。

VHS(またはVHS-C)からBD(またはDVD)作成【5】〜タイトルメニュー(PowerDirector編)〜

今回はPowerDirectorでテンプレートを作成して、利用する方法を紹介します。

  1. 「フル機能エディター」を選択する。
    フル機能エディターへ
  2. 「ディスク作成」タブを選択し、「メニューの環境設定」タブを選択し、「メニュー作成」を選択する。
    PowerDirectorメニュー作成
  3. メニューデザイナーが起動する。
    メニューデザイナー

メニューデザイナーは直感的に操作ができるので、ここでの詳細の説明は省略します。
代わりに、CyberLinkの公式ページのチュートリアルを提示しておきます。

ただ、このPowerDirectorで作成できるテンプレートにもかなり制限があり、細かいところに手が届かないところがありました。
ここでは、2点ほど気に入らなかった点を泥臭く解決したので、紹介しておきます。

まず、1点目。メニュー内で作成されるサムネイルに表示される映像は、元映像の内側をトリミングするような形で表示されます。
かなり内側をトリミングしてしまうので、見た目残念な場合があります。
例えば、
元映像
のような映像を普通にサムネイル化すると、
残念なサムネイル
となってしまいます。
このトリミング枠をもっと外側へ広げたい場合、作成したメニューが保存されている
【ドライブ名】:\Users\yo\Documents\CyberLink\Custom Menus\3.0\Menu_XXX
のframeフォルダのstd_frame.xmlを修正します。(XXXは通し番号)

<FRAME ID="2" image="FM25.png" image_16v9="FM25_16v9.png" mask="FM25M.png" mask_16v9="FM25_16v9M.png" StereoSource="MONOSCOPIC">
    <CONTROLPOINT ID="1" left="0.000000" top="0.000000"/>
    <CONTROLPOINT ID="2" left="1.000000" top="0.000000"/>
    <CONTROLPOINT ID="3" left="1.000000" top="1.000000"/>
    <CONTROLPOINT ID="4" left="0.000000" top="1.000000"/>
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="1" left="0.000000" top="0.000000"/>
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="2" left="1.000000" top="0.000000"/>
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="3" left="1.000000" top="1.000000"/>
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="4" left="0.000000" top="1.000000"/>
</FRAME>

この元コードを

<FRAME ID="2" image="FM25.png" image_16v9="FM25_16v9.png" mask="FM25M.msk" mask_16v9="FM25_16v9M.msk" StereoSource="MONOSCOPIC">
    <CONTROLPOINT ID="1" left="0.056250" top="0.168750" />
    <CONTROLPOINT ID="2" left="0.947500" top="0.168750" />
    <CONTROLPOINT ID="3" left="0.947500" top="0.831250" />
    <CONTROLPOINT ID="4" left="0.056250" top="0.831250" />
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="1" left="0.056250" top="0.250000" />
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="2" left="0.947500" top="0.250000" />
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="3" left="0.947500" top="0.753750" />
    <CONTROLPOINT_16v9 ID="4" left="0.056250" top="0.753750" />
</FRAME>

のようにFRAMEタグのmask、mask_16v9属性値(.png->.msk)、CONTROLPOINTタグのleft、top属性値を修正します。
結果、
OKなサムネイル
のように改善されます。

2点目。シーン画面で表示されるナビゲーションボタンの選択状態の表現が、緑色のバーしかないため、緑背景時には選択状態が分かりにくくなってしまいます。
20140323_select_ng

この形状と色を変更する方法を見つけました。
先ほどのframeフォルダと同階層のpcbgフォルダ内のPCBG_InvincibleHL.pngが形状を担っています。
20140323_select_bar_ng
黒色のPNG画像ですので、所望の形状を黒色で描いて保存してください。
例えば
20140323_select_bar_ok

色はhighlightのstd_highlight.xmlの00CC66(緑)を適切なRGB色成分に書き換えて下さい。
例えば、黄色にするなら、

<?xml version="1.0" encoding="UTF-16"?>
  <HIGHLIGHTLIST>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="000000" color2="000000" color1="000000" textColor="000000" textColor_grayscale="000000" bkcolor_grayscale="000000" bkcolor="000000" highlightIcon_grayscale="" highlightIcon="" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1" image="" ID="1"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="00CC66" textColor="FF00FF" textColor_grayscale="FF00FF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FFFFFF" highlightIcon_grayscale="" highlightIcon="" image_grayscale_16v9="GHL25_16v9.png" image_16v9="GHL25_16v9.png" image_grayscale="GHL25.png" image="GHL25.png" ID="2"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="00CC66" textColor="FFFFFF" textColor_grayscale="FFFFFF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FFFFFF" highlightIcon_grayscale="square_shape.png" highlightIcon="square_shape.png" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1_user.png" image="HL1_user.png" ID="3"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="FFFF00" textColor="FFFFFF" textColor_grayscale="FF00FF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FF00FF" highlightIcon_grayscale="GIcon.png" highlightIcon="Icon.png" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1_user.png" image="HL1_user.png" ID="4"/>
</HIGHLIGHTLIST>

<?xml version="1.0" encoding="UTF-16"?>
  <HIGHLIGHTLIST>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="000000" color2="000000" color1="000000" textColor="000000" textColor_grayscale="000000" bkcolor_grayscale="000000" bkcolor="000000" highlightIcon_grayscale="" highlightIcon="" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1" image="" ID="1"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="FFFF00" textColor="FF00FF" textColor_grayscale="FF00FF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FFFFFF" highlightIcon_grayscale="" highlightIcon="" image_grayscale_16v9="GHL25_16v9.png" image_16v9="GHL25_16v9.png" image_grayscale="GHL25.png" image="GHL25.png" ID="2"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="FFFF00" textColor="FFFFFF" textColor_grayscale="FFFFFF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FFFFFF" highlightIcon_grayscale="square_shape.png" highlightIcon="square_shape.png" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1_user.png" image="HL1_user.png" ID="3"/>
    <HIGHLIGHT StereoSource="MONOSCOPIC" color3="00FF00" color2="FFFF00" color1="FFFF00" textColor="FFFFFF" textColor_grayscale="FF00FF" bkcolor_grayscale="FFFFFF" bkcolor="FF00FF" highlightIcon_grayscale="GIcon.png" highlightIcon="Icon.png" image_grayscale_16v9="" image_16v9="" image_grayscale="HL1_user.png" image="HL1_user.png" ID="4"/>
  </HIGHLIGHTLIST>

のように書き換えます。
すると、
20140323_select_ok
のような感じになります。

これでそれなりに納得できるメニューを作成することができました。

次は、最後の手順、ディスクへの書き込みです。

VHS(またはVHS-C)からBD(またはDVD)作成【3】〜DVDからPCへの取り込み(PowerDirector編)〜

今回は、
PowerDirector

での取り込み〜編集を紹介します。

ダビングしたDVDをPCが認識できる状態で、PowerDirectorを起動します。

  1. 「フル機能エディター」を選択する。
    フル機能エディターへ
  2. 「キャプチャ」タブを選択。
  3. すぐ右下の「外部または光学デバイスからキャプチャー」タブを選択。
  4. 画面右下「ドライブ」でDVDドライブを選択。
  5. 「フォルダ変更」で取り込んだ動画の保存場所を指定
  6. 「プロファイル」で取り込み形式「MPEG2」を指定
  7. 「ムービー」まるごと取り込むか、タイトルまるごと取り込むか、チャプターを取り込むか、チェックボックスで指定
  8. 赤ボタンクリックする
  9. 取り込み画面

これで取り込みが行われます。

読み込みが完了したら、

  1. 「ディスク作成」タブを選択する
  2. 「コンテンツ」タブを選択する
  3. 「追加の動画をインポート」アイコンをクリックし、取り込んだ動画を選択する
  4. 「このタイトルを編集する」アイコンをクリックする
  5. コンテンツ

最後の手順で、動画の編集へ遷移します。
コンテンツ編集

この画面でPowerProducerでも行えた

  • 削除
  • 分割
  • 結合
  • サムネイル選定

をはじめ、その他多数の編集が可能です。

次回は、タイトルメニューについて紹介します。

VHS(またはVHS-C)からBD(またはDVD)作成【2】〜DVDからPCへの取り込み(PowerProducer編)〜

ダビングしたDVDができた後、次はこのDVDからPCへデータの取り込みを行います。

今回はオーサリングソフトを使った取り込み〜編集を紹介します。
お薦めするオーサリングソフトは、

  • PowerProducer
  • PowerDirector

です。どちらもCyberLink社製のオーサリングソフトになります。
PowerProducerは初心者向け、簡単に作成したい人向けです。
PowerDirectorはタイトルメニューを自分で作成したい人には必須です。
自分で作成しない場合は、プリインストールされたテンプレートかCyberLinkのオンラインコミュニティー(DirectorZone.com) で無料のテンプレートをダウンロードして利用することができます。

まずは、PowerProducerでの取り込み〜編集を紹介します。

ダビングしたDVDをPCが認識できる状態で、PowerProducerを起動します。

  1. 「ムービーディスクを作成」を選択する。
    PowerProducerトップ画面
  2. 「DVD」or「ブルーレイディスク」を選択して、「次へ」。
    対象ディスク選択
  3. 「ディスクのシーン」を選択する。
    読み込み/編集
  4. 取り込むタイトルあるいはチャプタを選択し、ディスクから取り出すアイコンをクリックする。(タイトル、チャプタは複数選択可能。)
    読み込み

これで取り込みが行われます。
タイトルをチェックするとタイトルを1つのファイルに。チャプタをチェックするとそのチャプタを1つのファイルに出力します。1つのファイルは3.27GBぐらい(約50分)と決まっているらしく、勝手に分割されます。あとの編集で結合することもできますが、繊細な人だと結合したことが分かるレベルなので、50分以内の適当なところ(シーン転換するようなところなど)でタイトルを分割するかチャプターを打っておくのがベストです。

ちなみに取り込んだ動画は、
【ドライブ名】:\Users\【ユーザ名】\Cyberlink\PowerProducer
配下に.mpgという拡張子で作成されます。

私の場合、これを日付とタイトルからなる名前でリネームして保存することを全てのVHSに対して先に行い、次の編集作業は全てのVHSをPCに保存してから行うようにしました。というのも、沢山あるVHSの年代順の考慮や、1枚のDVD、BDに入る容量などを把握するのに、圧倒的にPC上で行った方が効率が良かったからです。
1度PCに保存すれば、
先の手順で「ディスクのシーン」を選択していたところで、「動画」を選択して、直接保存した動画を読み込めます。
動画ファイルの読み込み

読み込みが完了したら、「ビデオクリップ」を選択します。
ビデオクリップへ
ビデオクリップ
ここで、タイトルの

  • 削除
  • 分割
  • 結合
  • サムネイル選定

といった編集を行います。
VHSのレベルではできなかったフレーム単位での編集ができます。
サムネイルはタイトルメニュー画面で表示されます。デフォルトでタイトル先頭シーンが採用されますが、
VHSから取り込んだ場合、タイトルの先頭にトラッキングノイズが発生していることが多いので、
別のシーンを選定するほうが良いと思います。
ちなみにデフォルトではモーションサムネイルといって、選択したシーンから十数秒を繰り返し再生するようなサムネイルがタイトル画面メニューで表示されます。(赤点の部分で再生されます。)
モーションサムネイル

次はPowerDirectorでの取り込み〜編集を紹介します。